どーもないん(丸森弁:こんにちは)。協力隊の浅野です。最近はとくに雨が続く日も増えてきて、なんだかちょっと憂鬱ですね。そんな浮かない気持ちをちょっと前向きにする話題をお届けします!
【ブックカフェ、はじめました】
宮城県丸森町耕野地区でブックカフェを開催します。あがらいん伊達屋さんのご協力の元、店内のスペースに本棚を設置しました。雨の多いこの時期だからこそ、普段とはちょっとちがう「読書」をしてみませんか。
あがらいん伊達屋の運営は、会員の皆さんによって成り立っています。丸森町の名産「たけのこ」をはじめ、手作りのマスクなど、さまざまな商品が並んでいます。阿武隈川沿いに隣接しているため、ウッドデッキから見える景色は絶景!まさに直売所と観光名所を兼ねたお店です。
店内のイートインスペースでは、ランチやカフェを楽しめます。お買い物の後はゆっくりとした時間を過ごせます。ゆったりとした時間が流れるあがらいん伊達屋さんに、今回から読書スペースが誕生しました。
【ブックカフェのきっかけは、常連さんの一言から。】
復興支援員の寺澤美亜(てらさわ みあ)さんは、あがらいん伊達屋のスタッフとして活動をしています。その傍ら、丸森女子重機隊の一員として活躍をしています。
そんな彼女が聞いた、ちょっとした話題からこのブックカフェの企画はスタートしました。ある日、寺澤さんはあがらいん伊達屋の常連さんとカフェの話をしていました。その際に出たのが「ココ(あがらいん伊達屋)で、小学校の行き帰りの間に、本を読んでのんびりできたらいいのにな」という一言でした。
耕野地区には、他にも読書をする場所があります。古書も取り扱うスローバブックスさんです。そのときの気分で場所が選べると、生活の質を豊かにしてくれる気がしますよね。
みーさんがあがらいん伊達屋を訪れた際、寺澤さんにアトリエの資料の話をしました。町のみなさんや、町に興味を持ってくださる人たちに向けて発信できることがあればと考えていたからです。
そこで今回のブックカフェの企画ができ、あがらいん伊達屋のご協力の元実現することになりました。掲載している写真にある本棚も、あがらいん伊達屋の代表である木津さんにご指導いただきながら、寺澤さんとまるもりんくで初挑戦したものです。
「〜がしたい」というチャレンジから小さな一歩を踏み出す。だれでもできるし、その気持ちを応援したい。応援することも、小さな一歩も、そんな難しいことではないという気持ちが伝わればいいなと思っています。
【丸森町の郷土資料も添えて、自然の暮らしをテーマに】
ブックカフェでは「郷土資料」「料理」「セルフケア」をテーマに本を並べています。楽しみながら自分を愛でる(セルフケア)。楽しみながら明日使える知識を身につけて実践してみる。丸森町民の魂はそこにあるんじゃないか?浅野が移住してから1年半で感じたことです。この丸森らしさを町の方にも実感して欲しいし、町外の人にも伝えたいです。
日本全体は大きな変化の時代に突入しています。新型ウイルスの蔓延や、各地での自然災害など…社会全体で大きな壁に立ち向かっています。その中で今最も注目されている考え方が、丸森には根付いているんです。
スピリチュアルでお馴染みのゲッターズ飯田さんも、2021年に幸運を掴む人について4つのポイントをあげています。
・情報を自分で取捨できる
引用:https://esse-online.jp/uranai/267934
・庶民的な感覚をもつ
・人脈を大切にする
・古い価値観にとらわれない
占いでも出ています、と言いたい訳ではありません(笑)たくさんの情報が溢れる時代です。いつでもどこでも人とつながれる世の中になりました。私たちが予想もしない天災も起きています。その中を生きて、自分を活かしていくためには上記の4つが鍵となる気がします。
あくまで本というのは「きっかけづくり」と「知識のアップデート」でしかありません。訪れる人の気持ちがより豊かになればいいなと思っています。
ブックカフェはただ今お試し期間中です。ラインナップや情報などは随時アップデートしていく予定です。ぜひ一度足をお運びください。
※こちらの記事はCLASTAブログより転載しております。
https://marumori-startups.com/news/?p=2040